オークションでご購入いただいたパキポディウムが、青い八角のプラ鉢に植わっていることがあります。
こんな鉢です。
お手元にある方は、あれ?なんか違う?と思っていらっしゃるかもしれません。
栽培中は、上の写真のように、鉢を二つ結束バンドでつなぎ(少し前までは針金。切れやすかったのです。)片方を足として使っています。
もう一つの鉢で底上げすることで、浅いためにほぼ底まで用土が入っていても水切れが良く、少し位置が高くなるので鉢内部が温まりやすくなります。
ただ、2段にしたままだと、配送途中に傾いて植物を傷める危険が高まるため、下段の鉢を外してお送りしています。
届いたら、鉢の下に何かしら水切れの良さそうな台を用意し、乗せておくことをおすすめいたします。
青い鉢の主な用途は、根の位置の都合で同程度の株より鉢が大きくなってしまう場合、普通に植えても7号ラン鉢以上になる場合、などです。
パーライト等で用土を減らしても、本当に何もない状態よりは水を含むようで、鉢が植物に対して大きくなってしまうとあまり調子が良くありません。
残念なのは「黒」がないことですが、適度な水分量になるのが容易なことで、鉢内部温度の上昇も帳尻があっている様子です。
エビス笑コレクションの多くが数年この鉢に植わっていますが、軒並み機嫌がよさそうに見えます。