2015年12月31日木曜日

続々・実生グラキリスに花芽?

年内に咲きませんでした!



今年1年ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
もうちょっとでした。

2015年12月30日水曜日

実生イトレメンシス結実

発芽から1年半ほどのイトレメンシス実生、花粉をつけておいたら実ができました。
花さえ咲けば種は取れるようです。

種は取れても、それはもう小さい株です。
マダガスカルから届くような立派な株になるのはいったいいつの日か・・・・・。


グラキリス実生の蕾が色づいて開花直前なのです。年内に咲いてほしいです。
初開花がギリギリ見られない気がしてなりません。

2015年12月29日火曜日

加温無し温室のグラキリス実生

今年は少し丸い気がするグラキリス実生。
加温設備のない温室にも、ほんの少しだけグラキリスの実生が置いてあります。
今のところ元気です。(昨年もうっかり回収し忘れた実生が元気にしていました。)
普通に水もやっています。
じりじり大きくなっています。
日本生まれの日本育ちだと少しは寒さに強くなったりするでしょうか?
これらも来月植替え予定です。

2015年12月27日日曜日

温室のプベスケンス

室内でも、春先に新しい葉が出るころまで落葉しない(色は悪くなりますが)ジゴシキオス・プベスケンス。
温室内だと青々茂っています。

全株元気いっぱいになりました。
根が強く、蔓が伸びすぎることもなく、ほぼ通年葉があり、本体の変化や徒長の心配もない、非常に扱いやすい植物です。(目に見えて大きくなってはいないようなので、最初から欲しいサイズの株を選ぶのがおすすめです。)

2015年12月26日土曜日

クリスマスオークション開催中!

クリスマスオークション、ただいま開催中です。
1円スタートのサボテンオークション、まだまだお買い得価格サボテン満載です。
明日、日曜日22時までの開催です。よろしくお願いいたします。



今年は妙に暖かい日が多く、12月末な気分に今一つなれていません。
ストーブ始動以降も、スイッチを入れない日があるようです。

冬季の寒暖にかかわらず、温室内の植物はじりじりと成長を続けます。
小さい1~2年の植物は目に見えて大きさが変わるので、特に目につきます。
2年以降の株は育っているのか止まっているのか良くわかりません。
今年実生のプランターは土が盛り上がる育ちぶりです。
1月になり次第、植替えを始めます。(色々あるので、中旬頃になるとは思います)

キリンウチワの実生接ぎもどんどん大きくなります。
11月半ば頃に比べると、いろいろ育っています。
水も吸い上げるので、乾けば水をやっています。
変な成長点やら蕾やらいろいろ出てきます。

2015年12月23日水曜日

窓際に温度計

自宅窓際に温度計を設置しました。
今までは時計のおまけを使っていました。
最高・最低温度が計れるものにしたので、夜間や日中いない時の温度が計れるようになりたのしそうです。
室温以外にもう一か所、温度を計れる機能が付いているようです。そのうちどれか鉢の中に差し込んでみようと思います。

2015年12月22日火曜日

未発根オペル・パキプスの葉

今年最後の便で来たオペルクリカリア・パキプスは葉が付いたまま日本に来ました。
マダガスカルの初夏に発送されたパキプスは、現地では葉が出始めたころです。
日本に来て、冬に季節が急に変わり落葉するのが常ですが、一部落葉しないものも出始めています。
根は出ていないでしょうが、落葉していない部分は、枝自体も元気です。
枝がしおれていかないかどうかは生存確率のバロメーターなので、葉の残るパキプスの生存率は高いものと思われます。
オークション出品予定の株も、これら葉が残り枝が元気なパキプスです。

2015年12月21日月曜日

クリスマスオークション準備

もう今週中に開催されるクリスマスオークションですが、お正月オークションの準備と同時進行で、いまだ準備真っ最中です。

12月25日22時スタートのクリスマスオークションは、12月27日22時までの開催となります。
例年と異なり、今年中に閉め切り・発送となりますので、「お正月中にゆっくり見よう!」とご計画の方はご注意ください。

サボテンのオークションは、すべて開始価格が1円です。
入札の最低単位は100円です。(2円で入札できるかな?と試してみましたが無理でした!)
ライバルが1人もいなければ100円で落札できる可能性も!?
この機会にサボテン初挑戦な方も是非ご参加ください!!

2015年12月20日日曜日

綴化グラキリスの枝先

落葉の気配のないパキポディウムも多い中、綴化のグラキリスもまだ青々としています。
枝先が今年伸びてしまった分は緑色です。
綴化の株はおもしろくのびていました。
徒長しても綴化は綴化のようです。

2015年12月19日土曜日

ストーブ始動

17日の夜からストーブが本格的に始動しました。
夜から朝にかけて動かします。
今朝7時に止めに行くと12度でした。
日が当たり始めるとあっという間に20度台に上がっていきます。
午後まで天気が良ければさらに上昇し夏のようです。
太陽はすごいです。

2015年12月18日金曜日

アルストニーでした

育ってきました。
7月24日の記事で砂場にこぼれていた芽は、アルストニーでした。
夕方帰宅前後に咲くようで、受粉の機会を逃し続けた種類です。
写真の一群の親だけが、最初の方に花粉を付けた記憶がある株です。
種の回収に失敗して飛び散ってしまった模様ですが、発芽後に回収できてよかったです。
7月の姿

2015年12月17日木曜日

続・実生グラキリスに花芽?

花芽だったようです。
まだ咲きません。

2015年12月16日水曜日

成長が楽しみな竜角牡丹

今年播いた竜角牡丹がすくすくと育っています。
同時に播いたシワ玉牡丹よりも大きくなっていて、将来が楽しみです。
(シワ玉牡丹も例年より大きいくらいなので、なおさら楽しみです。)
腐る芽が1本も出ず育っているので、病気にも強いと良いなと期待しています。



アロンソイは密に播きすぎたと反省しています。

2015年12月15日火曜日

事務所の絨毯張り替え

事務所の絨毯を張り替えることになりました。
絨毯下に板も追加しつつ、半分終了です。
オークションの鉢を並べたり、その鉢に霧を吹いたり、マダガスカルの荷が届くと土足で運び込んだり、とても酷使されています。
すっかりきれいになりましたが、使うと汚れそうで気が引けます。
すぐに次のオークションの荷が並ぶのですけれども。
来年、グラキリスの根を切る時は何か敷きます。

2015年12月13日日曜日

イトレメンシス似の新発見

花は写真より黄緑や黄色寄りです。
新発見のユーフォルビア、イトレメンシスとクアルチコラに似ています。
どちらでもないまったく新しい種類だそうです。
(便宜上「affイトレメンシス」とされています。)

イトレメンシスとは葉の色、花の色、枝先、本体の色味が違います。(イトレメンシスは生えている場所の土で染まるのか、赤茶色のものが多いです。affイトレメンシスは今のところ赤茶色くありません。)
 1類のクアルチコラとは、葉の質が違います。(affイトレメンシスは艶消しの葉です。クアルチコラは見たことがないのですが、つやつやした葉だそうです。)
葉の色はイトレメンシスより明るく、質感は似ています。葉形は少し違うような。枝先?葉の付け根あたりはイトレメンシスと違いぶつぶつザラザラしていることがあります。

たくさん花が咲いたので、たくさん交配させておきました。
これもマカイエンセと同様天気に恵まれず、花が片端からカビてしまいました。あまり結実していません。
ユーフォルビアの花は、花粉の出る雄性期になるとやたらカビるイメージです。
花粉が出てしばらくするとべたべたしてくるので、べたべたのなにかがカビやすいのかもしれません。 (蜜なのかどうかなめてみたい衝動に駆られますがユーフォルビアは危険そうなのでぐっと我慢です。)
結実したものを見てみると、花はイトレメンシスより一回り大きいのですが、実は二回り小さいです。カビのせいできちんと結実しておらず小さい恐れもあります。


2015年12月12日土曜日

パキポディウム受粉・今年の反省

この1本も2ヶ所結実していました。
輸入時期が後半に偏っていたマカイエンセは、まだ日本の四季に順応できていないようで、秋口から今まで開花しています。
極細竹ひごでつつく方法を続行中で、時々つついていました。
先月つついたものは、晴れに恵まれず花がすぐカビてしまいあきらめていましたが、ほとんどの株でどこかしら結実していたようです。(5株くらいですが。)

前半に試していた「鋏で花びらを切り落として、筆で花粉を付ける」方法より、「手で花びらを裂いて竹ひごでつつく」方が結実する率は高いようです。おまけに交配にかかる時間(手間)が少なくて済みます。
本当に改善しているかどうか、数をまとめて試せずにいます。
今年は、他の受粉に集中していたためパキポディウムの受粉には本腰を入れずにすごしてしまいました。
来年はちゃんとします。

2015年12月11日金曜日

春待ちパキプス

生きている新芽と信じ春まで待ちます。
少しのぞいた新芽の頭が、霧吹きをかけ続けるモチベーションにとてもなります。
寒さに負けずにがんばれパキプス。
見えないけど根元もがんばれパキプス。

枯れたツルを元から切って処分しています。カサカサした茶色い肌の本体だけが残ります。
もうじきキフォステンマの方のパキプスは、3回目で恒例になってきた不安を煽る姿になっての冬越しです。
春になってから葉が出るのが遅いのも(この株だけかもしれませんが)不安ポイント高めです。





昨日かその前ごろの9度が、現在の最低室温です。
もう少し下がるでしょうか。

2015年12月10日木曜日

紅葉

イノピナーツム。触ると全部落ちます。
パキポディウムが紅葉しています。
黄色になるものや赤くなるものがあります。

紅葉した後にぽろっと落葉するものは、だいたい元気です。
しなびて茶色くなり、葉が落ちずにへばりついているものはやや注意です。調子が悪いかもしれません。

2015年12月9日水曜日

冬本番

温室までの坂道も白い景色になっています。
水をためた桶に薄氷が張りました。
一面真っ白に霜が降りいよいよ冬本番です。
サボテン入りの温室も、5度を切りはじめます。

一方、日の入りが一番早いのも今頃だそうで、折り返せば春も遠くないような気がしてきました。


耐寒バナナ。耐えているのか心配。

2015年12月7日月曜日

牡丹の開花終盤

今年の牡丹もだいたい花が終わりました。
あとは、ぽつぽつ咲く花を注意しておくだけです。
一番温度の低い温室では、ほんの数日目を離して花をカビさせてしまうと、とたんに株ごと腐り始めるので要注意です。

2015年12月6日日曜日

植替え後の実生グラキリス

姿はともかく、回復しました。
9月13日に2度目の植替えをした2014年播種のグラキリス実生。
全体の半量は根を短く切ってから植替え。
残り半量は根を切らずに植え替えました。
約100本あったグラキリス。植替え直後に根を切った2本が不調になり、1本はすぐ復調、1本はずっとしわしわになったままでしたが、先月元気になりました。
干からびかけていた2本以外は、植替え後に葉が落ちたり、また生えたりしつつ順調に育っています。
一度葉が落ちる株も。今はまた葉が茂っている株が多いです。

とりあえず、実生は植え替えても、根を切っても、1本の脱落もなく育ったようです。
今後は気兼ねなく植え替えつつ、根が長ければ切っていきます。

2015年12月5日土曜日

窓際センナの新しい枝

窓に向けてあった側だけ伸びました。写真右側はほぼそのままです。
夏の間に伸びたセンナの枝が、緑から白に変色してきました。
窓に向けてあった側だけ、すーっと伸びてしまっています。
センナの枝はぽこぽこした丸いコブが魅力の一つですが、すーっと伸びた枝には再びコブができるのでしょうか?
コブが全部無くなってしまうと寂しいので、様子を見てから鉢回しをしようと思います。

2015年12月4日金曜日

窓際から脱落株が・・・・・

ぱっと見、そのままの姿。
8月末に自宅窓際に持ち帰った新発見のユーフォルビア。
先々月あたりからどうも生気を感じないと思っていたら、枯れていました。
(3日前に触ったらペコペコしていたので出してみました。)
土の中にも根の形跡がないので、一度も発根していない様子。
温室ほど高温多湿ではないため、一気に腐って形が崩れることも、キノコやカビが生えることもなく、静かに枯れていたようです。
4月からのギラウミニアナとパキポディオイデス、同じ8月末のオペル・パキプスが無事に発根していることを考えると、置き場所にはさほど問題はなかったように思います。それとも、温室ではないことで発根率が下がっているのでしょうか。
生き物相手です。こんなこともありますね。
発根率100%にするには、相当な試行錯誤が必要そうです。

中が全部茶色や黒になると、助からないです。


10月末に来たオペル大小2本は、霧吹きを毎日かけつつ過ごしています。
たくさん吹きかけられる人ばかりではないでしょうし、一日1回霧吹きでテスト中です。
オペルの用土に限り、深さ1cmほど乾けば間髪入れずに少量の水やりをするまま冬を越そうと思っています。テスト中なので、お勧めしている水やりペースよりは少し頻度が高くなっています。(水が好きそうな気がするので)
大きい方のパキプスについては、現時点で生きる確率は9割以上だと予想しています。
根はまだ出ていないでしょうが、複数の枝に張りがあるまま維持できており、枝先では新芽の準備も始まっています。温室に入っていれば生き残り確定の株に見えます。
後は加温なしの室内でどうなるかです。


2015年12月2日水曜日

フィアナランツォアエの変種

実物はもう少し花が黄色く見える気がします。
ユーフォルビア・フィアナランツォアエの変種です。
昨日の実生記事の時に親を撮り忘れました。

フィアナランツォアエには「フィアナランツォ花キリン」という園芸名があるようですが、園芸名が付くほど出回っていた時期があったのでしょうか。(探し方が悪いのか、販売している所を見つけられませんでした。)
それの変種だそうです。
本体に野性味を残しつつ花は大ぶりで華やか、背が低く間延びせずなかなか見映えが良いです。

ギラウミニアナとコンドイを足して2で割るとこれくらいの太さになりそうなユーフォルビアです。

ピンクや赤になる花もあります。

2015年12月1日火曜日

フィアナランツォアエ変種実生

育ち方が似ている気がしないでもない実生。
10月に初入荷した、ユーフォルビア・フィアナランツォアエの変種は、来た時から花が付いていました。
その後も咲いているのですんなりと種が取れ、実生が育っています。

ギラウミニアナとは大きさが数倍違いますが、トゲトゲで肉付きの良い枝、という点が似ているので、実生も似た感じに育つでしょうか?

2015年11月29日日曜日

冬場の水やり

冬が近づくこの時期、マダガスカルの植物をお買い上げいただいたお客様からのお問い合わせ筆頭は、「冬場の水やりは?」です。
概ね「MAD栽培基本」ラベル内・マダガスカル植物Q&A「水やりは?」編 の、冬場についての説明と違いはありません。

今のところ、サボテンオークション日本では冬季の断水をお勧めしておりません。

冬場12月~2月頃の間完全に水を絶って細い根が枯れてしまった場合、一から生えさせないといけなくなります。(春に水やりを開始するなり腐ることがあるそうです。)
また、人間の思惑と違って休眠してくれていない場合はイモ内部の水分を使い果たすのでお勧めできません。



真冬の水やりは、主に細い根を死なせないための水分と考えてください。
(本体のためにはほとんど吸い上げなくなると思います。)
月に1回程度水をザーッとやるか、
たくさんやるのが心配な場合は、なんとなく用土が湿る程度に(夏場の水やり後数日たったサラサラで湿った感じ)月に23回コップ等でまばらに水をかけて春まで乗り切って下さい。
室内なら数日乾ききったくらいでは細根も死にません。


・温室含め、加温設備の場合
毎年一定数、通年変わらずに活動する株があります。
(葉が落ちず、夏季と変わらない水の吸い上げをします。ほとんどの属で見られるようです。昨年は冬の間花を付け続けたヘディオトイデスも3本ありました。)
用土がすぐに乾くようなら、水を控えすぎるとイモが痩せたり葉が緑のまま萎びたりします。
(用土が乾かずに活動している株は、未発根でイモ内の水分を使って活動している恐れがあるので、霧吹き等で外から水を与えてください。)

未発根の株に対する本体への霧吹きですが、温室の温度次第ではあっという間に蒸発します。環境と相談しながら半日で乾く程度の散水に変えたり色々お試しください。

・輸入直後の場合
南半球から来ています。これから夏だと思っているかもしれません。
発根していなくても葉が出ていたり出そうとしていると本体の水分を使ってしまうので、毎日霧吹きをかけてあげてください。
(特にオペルクリカリアは乾燥を嫌う傾向にあるようです。せっせと霧吹きしています。)
用土の方は、冬場の水やり基本と同じです。

・用土が詰まり気味の場合
水やりと用土と置き場所はセットで考えてください。あくまでも、水はけの良い用土が最小限で植えてあり、鉢が温まる場所に置いてあることが前提の水やり方法です。
用土が砕けて目詰まりをし始めた場合や、サボテンオークション日本の用土や植え方ではない場合は、ザーッと下から出るまでの水やりではなかなか水が切れず水分過多になり根腐れを起こすかもしれません。
なんとなく水分があるかな程度を目指し、だましだまし冬を越えてください。
植替えは暖かくなってからです。

・大きな鉢の大きな株の場合
小さい株に比べ、最小限とは言っても用土が多いです。
活動をあまりしていない様子なら、ザーッと水はやらず、時々まばらに用土を湿らせる程度が安全かもしれません。
根が偏っていて、根がある位置を把握している場合は(活動期に鉢内の他の場所より明らかに乾くのが早い箇所があれば、そこに根があります。)、そこにだけ時々水をかける手もあります。



どの場合にしても、基本は乾いたら水をやる、で対応できます。



2015年11月28日土曜日

初霜

今年初の霜が降りました。
加温設備のない温室にあるマダガスカルの植物を、加温できる温室に移動し始めます。
まだ加温はしていません。

2015年11月26日木曜日

続・実生ギラウミニアナに花

10月1日に花が咲き、10月23日の記事で枝分かれし始めていた、実生のギラウミニアナ。
画像はのせませんでしたが、10月23日に花をつけていたギラウミニアナがありました。
花の両脇から何かが出始めたので、また枝になるのかと思っていたのですが、
枝じゃなかったです。
また花芽になりました。
現在雌性期のように見えます。(長らくこのままな気がするので、花粉が作られなかった雄性期かもしれません。)
(12月4日追記・その後、花粉付きおしべが出てきました。写真はめしべのようです。)
今後は枝4本になるのか、また花芽か、何も出ないのか。
10月1日に咲いた方の現在。枝が2本。



今月23日記事のグラキリス・花芽のようなものは、少しずつ伸びている最中です。

2015年11月25日水曜日

内張りビニールが下りました

悪天候が続きます。
急に冬らしい温度になってきました。

温室の内張りビニールが出入り口側も下ろされました。
出入りにひと手間かかるようになりますが、保温力はぐっと上がります。

2015年11月24日火曜日

2014年実生も元気です

温かそうな疣のふちどり。
2014年播種のサボテンも元気に育っています。
あと2ヶ月と少しで植替えが始まります。(たぶん)

シワ玉牡丹などは、当分親の特徴が表れる気配はありません。
変わった丸疣の青磁牡丹は、どことなく雰囲気が出てきたのではないでしょうか。
親御さん。

2015年11月23日月曜日

実生グラキリスに花芽?

播種からまもなく1年と4ヶ月。
実生のグラキリスに花芽らしきものが出現しました。

葉は本体から直接出ますし、
枝はてっぺんのトゲトゲした部分のようなものが伸びていくはずです。
こんなすらっと伸びるのは、花芽だけだったと思うのです。


2015年11月22日日曜日

スバポダ・正、スパボダ・誤

ずっとマダガスカルからの書類がユーフォルビア・「supaboda」になっていたので、間違えて覚えていました。
改めて調べたら「subapoda」でした。
「ハ」が濁点、「ホ」が半濁点のようです。
間違えて覚えてしまった方は申し訳ありません。
一緒に覚え直してください。
他の記事も直します。

2015年11月21日土曜日

実生スバポダ(仮)に花

播種から1年3ヶ月ほど、ユーフォルビア・スバポダ(仮)に、花が咲きました。

(これ、イトレメンシスじゃ・・・・・・?)




幼葉で特徴がまだ出ていないだけなのかとずっと待っていましたが、こちらの一群もイトレメンシスのようです。
区別がつかなすぎるとは薄々・・・。

今年の実生で、最初からスバポダっぽいのがあるのです。そちらが正しいのでしょう。

2015年11月20日金曜日

牡丹 花の後

牡丹が大量に咲いています。
大疣の牡丹やおもしろい牡丹は花粉をつけて回ります。
花粉をつけ終わっても、まだ終わりではありません。
花が咲けば花ガラが残ります。
べったり。

花同士がくっついてしまうと、葉が押さえつけられて変な向きに曲がったりします。
ピンセットを使い、花ガラ同士を引き離しておきます。
乾いてぽろっと取れる様になれば花ガラ取りです。

大きな花ガラは乾ききれずにカビ始めたりします。
鋏で短くカットして乾きやすくし、本体に腐れが回るのを防ぎます。
乾いてぽろっと取れる様になれば花ガラ取りです。

程よい花数で、晴れが続いた時に咲いた牡丹は、自主的にちょうどよく乾いています。
ぽろっと取れれば花ガラ取りです。

付けたままにしておくと、水やり後に茶色い液体が流れて本体が汚れてしまうので、
とにかく花ガラ取りです。

なんだか取っても取っても花ガラがあります。
アガベ牡丹の群生はもうたいへん。

2015年11月19日木曜日

秋終盤の窓際水やり

マダガスカルの植物も落葉が徐々に進んでいます。
冬支度が目前になり、真冬の水やりについてのお問い合わせが増えてきました。
一度まとめた記事にしようとは思いますが、とりあえず参考までに、11月現在自宅窓際水やりの様子です。
鉢のサイズは4号5号です。

グラキリス・プベスケンス・キフォステンマのパキプス、の3本は、もうじき3度目の冬を迎えます。
ずっと、「用土が乾いたら水をやる」を通しています。
鉢を見て乾いていたら水をやるので、正直、何日おきぐらいで水をやっていたか正確には把握していませんでした。鉢ごとに違いますし。
「成長期以外は月に1~2回ですかねー」と言いつつ嘘だと困るので、ちょっと日数を数えてみました。

ギラウミニアナを倒してしまって植え替えた11月9日に、すべての鉢に水をしっかりとやりました。
今日の夕方の時点で、まだすべての鉢に水分が残っています。
加入時期の遅い新発見のユーフォルビアやエビス笑の鉢はしっかり用土の色が濃いです。
水の吸い上げの良いグラキリスやセンナの鉢も、辛うじて乾ききっていません。
10日目でこれなら、あと5日はどの鉢も放っておいて大丈夫でしょう。
ということで、室内栽培の場合、この時期でも月に2回以下で大丈夫なようです。
(夏場はグラキリスが最短で3~4日に一回、他が1週間~10日に1回程度だったと思います。)
温度が下がればもっと乾くのに時間がかかるようになるはずなので、さらに回数は減るでしょう。

今回は足並みをそろえるためにまとめて水をやりましたが、乾いた鉢から順に水をやるので、我が家の場合だとグラキリス・センナと、エビス笑では水やりに5日以上差が開くはずです。
(植え替えたての用土は乾くのが早いので、ギラウミニアナが本当は1番早く乾いています。今朝、水もやってしまいました。)
グラキリスとエビス笑は根の張った株だと同じ程度に水を吸います。うちのエビス笑は、まだ根が張り切っていないのでしょう。

オペルクリカリア・パキプスには、毎朝霧吹きをかけています。
小さい方がちょっと心配です。

2015年11月18日水曜日

マダガスカル用土 一部訂正

3月10日の記事、 マダガスカル植物Q&A「用土のこと」編 の内容を一部変更いたします。
用土の作り方を説明した部分の「4.」に、
発根のために多少微塵を残したいので、軽めにふるっています。完璧にふるい切りません
の一文があったのですが、この部分を削除いたしました。

発根のために細かい土は残したいのですが、軽くふるうやり方だとどうしても粉末状の微塵が多く残ってしまい、目詰まりを起こす鉢が出るようになりました。
(大量に用土を使うので、用土の場所によってムラがあり微塵が多すぎる場所が出たのだと思います。すべての鉢に起きていたわけではありません。)
 
特に集中して発根させたい植物の場合は、微塵をさらにふるって粉だけ抜いた極小粒の用土を混ぜるようにします。

写真の下の極小粒用土は、いつも微塵を抜くふるいでは、ふるい落とされてしまう粒です。
これ以上細かいふるいを使うと大量の用土を作るには時間がかかりすぎてしまうので、このサイズの目のふるいを使っています。
少量の用土を作る方でしたら、初めから写真下の粒も残る程度のふるいを使うのも良いかと思います。
上がマダガスカル用土の大きさ。下が微塵からさらに微塵を抜いた用土。

2015年11月16日月曜日

力が有り余る今年の実生接ぎ

今年の実生接ぎは元気いっぱいです。
土台のキリンウチワも良く育っています。
元気すぎたのか、普通の単頭が少なくなってきてしまいました。

特に姫牡丹が、もれなく変貌を遂げています。
白のラインがずいぶん濃いと思っていたら、ラインの中がザワザワしていました。
白線の中になんかいる。
虫の集合体が嫌いな人は苦手そうです。
ビーエー液等は、まったく使っていません。



アガベ牡丹も怪しい。

横から出てくるのは、どの種類も日常茶飯事。


2015年11月15日日曜日

続々・運目の分かれ目

上の方は、問題なく発芽したグラキリス。
葉の側から殻を破ってしまった、発芽したてグラキリス、その後の様子です。
(10月30日「続・運命の分かれ目」)

成長スピードは、根の側から出てきたものの半分以下ですが、本葉が出てきました。
写真の芽以外もまだ枯れていないので、とりあえず生きてはいけるようです。

が、

11月播種のエビス笑104粒中、現在発芽している99粒すべて、なんの問題もなく根の側から出てきました。
同じく11月播種のグラキリスも、1プランター分、発芽しているものについては、すべて根の側から出ています。
葉側から発芽したものは1本もありません。
どういうことでしょう。

けっこうな発芽率。
プランターと用土、播種時の水分量は同条件です。
違いがあるとすれば、温度でしょうか。
10月播種分は、夏播きと同じように温室内が45度付近まで上がることがあったように思います。
(夏播きの時も葉から出るものはありました。ちなみにこの温度帯だとハオルチアの発芽がひどかったです。)
11月に入ってからはさほど天気も良くなかったので、温室を閉め切った後もあまり高温にはなりませんでした。(晴れれば軽く40度越えです。)

温度差か、播種後の水分蒸発の差か。
そもそも遺伝子で個性があるのか。
とにもかくにも、早めに救助すれば葉から出ても育ってくれるようなので、こまめに確認することにします。 




まったく話は変わりますが、現在オークション出品中のマカイエンセ(トップ画像になっているもの。)、花びらの数がおもしろいです。 
でも、この株の他の花は普通に5枚に分かれているようです。

2015年11月14日土曜日

実生イトレメンシス(仮)に花

播種から1年3ヶ月ほど、ユーフォルビア・イトレメンシス(仮)に、花が咲きました。

(仮)を外しても良さそうです。

2015年11月13日金曜日

綴化か2頭か

綴化になぁれ。
実生接ぎの瑠璃兜錦。
成長点が横に増えはじめ、形も扇状に広がってきました。
綴化になるといいな!と、見守っています。
真ん中から2つに分かれて2頭になる可能性も高いので、まだわかりません。

どうも、この兜の兄弟が、接いでいないものも含め複数本同じように育っています。
似た特徴の親に心当たりがないのですが、まとまって先祖返りでもしたのでしょうか。