2019年12月31日火曜日

大晦日の窓際

かさかさ。触ったり吹き飛ばしたりするとぽろっと取れます。
自宅窓際のギラウミニアナ、落葉が一気に進みました。
新しい葉が同時に出始めているため、今年も少し緑があるままです。

昨日はくもりで、日中も10℃程度でした。暖房が無い部屋で、特に加温はしていません。晴れると日当たりが良く鉢は温まります。

置いてあるのは床ではなく棚の上です。床から80cmくらい高さがあります。床に近いほど温度が低いです。高いところに上げるだけで温度が少し稼げます。

月に2回程度軽く水をやっています
センナの葉先の茶色は落葉色ではなくたぶん若干水不足です。試しにほかの植物と水やり回数を合わせてみたためです。

ギラウミニアナすっきり。イノピナーツム実生。センナ。

大掃除で枯れ葉がすっきりしました。
センナも葉が付いています。
グラキリスとキフォステンマのパキプスは、例年通り葉が無い不安な姿で冬を越します。
プベスケンス。グラキリス。キフォステンマsp.パキプス。


2019年12月30日月曜日

やっと着手

台風被害のあった3号温室の修復にやっと数日前からとりかかりました。
とはいえ、続きは年明けです。
3月には使えるようになっていてほしいところです。

2019年12月28日土曜日

実生もエビス笑から

エビス笑部分から、緑が増えています。
次が白花エビス笑系になると思います。花芽はすでに増えています。

2019年12月27日金曜日

丸だけになると思ったら

奥の一枚は古い葉。
丸だけになるかと思ってパキポディオイデスの落葉姿を待っていたら、角付きの丸でした。
群れ全部の落葉を待たず、新芽が出てしまうようです。
ここも春の気配。

2019年12月26日木曜日

増えています

エビス笑を中心に、パキポディウムの蕾が徐々に増えています。
実生のグラキリスにも最初の花芽が付きました。

2019年12月24日火曜日

発送しています

今年最後のオークション、たくさんのご参加とお買い上げまことにありがとうございました。
発送作業が続きます。
今回は大型の株も多く、月曜日の夜以降に返信していただいた日付指定なしの発送分が明日の発送になりそうです。
マダガスカルの植物はプチプチ梱包増量でお送りしております。


オークション途中での未入札品との入れ替え、今回は実生でした。


2019年12月21日土曜日

日焼けをすると

日焼け部分はもうどうにもなりません。へこんだ部分が日焼け。

9日記事「ご注意ください」で触れた植物の日焼け、これはやけどグラキリスです。

新しい置き場所に植物を置いた時に、徐々に慣らさないと日焼けをしてしまうことがあります。
パキポディウムの場合、日に当たる側が画像のようなシワのより方をしてへこんでいる時は、治しようのないやけどをしています。

火傷部分の内部もダメージを負っています。最初はしわが寄ってやや柔らかいです。
腐れの時と違って、しわが寄ったり柔らかくなるのは日焼け部分だけです。
少し経つと、死んだ皮なので円形に固くなります。爪で叩くとこんこん音がします。
中身が少し無くなっているので音が響きます。

次にこうなります。
1~2年経つと固くなった皮が割れて、さらに経つと丸く剥がれます。
剥がれた部分の下は、指が少し突っ込める深さの穴になります。

画像のような状態で踏みとどまればまだいい方で、ひどいと一部分のやけどで済まずにそのまま枯れてしまうこともあります。

本当にがっかりするので、植物入手後の日焼けにはご注意ください。

2019年12月20日金曜日

順調に出てます

2日に播いた種が順調に発芽しています。
このペースなら予定通り元旦は放置できます。良かったです。

2019年12月19日木曜日

ひと月早い

6号コレクション温室「春の」開花一番乗りはエビス笑一部石化株になりそうです。
前回、同じくらいの蕾が1月28日の記事でした。まだ今年です。
1月の記事よりほころんでいるくらいなので、1ヶ月以上早いです。
最近暖かいせいでしょうか?

2019年12月18日水曜日

霧の朝

子供の頃、この近辺の中学に赴任してきた先生方の挨拶は判を押したように「緑に囲まれた良い学校で~」でした。
温室のすぐ横です。
見慣れ過ぎていて普段は視界に入っていませんが、霧の出ている時にまじまじとここだけ見るとものすごい自然感が。
すぐその先に建物がうっすら見えるので、山の中なわけではありません。
ここ数年で敷地内を駆け抜けるハクビシンと雉とタヌキとウサギまでは確認しました。狐も出たことがあるそうですが私は見たことがありません。

2019年12月17日火曜日

あまり落ちません

温室。輸入後4~5年目?
今までに取り扱いのあるジゴシキオス3種類、プベスケンス、トリパルチタス、ジゴシキオスsp.ノーザンマダガスカルは、冬の間も完全に葉が落ちない株が多いです。
ほとんどの株に夏ほどの量ではありませんが葉が残ります。

自然環境下ではわかりませんが、加温していない夜間5度前後(本当はもう一声…)に下がる部屋に置いてある株も毎年この程度の葉を残しています。

自宅窓際観察株。枯れ葉はこの後大掃除の一環で落としました。

2019年12月16日月曜日

今年は8号

いっぱい。
昨年は7号温室にいた小さいカマキリ、今年は8号温室に大量にいます。
どこを見てもいます。

2019年12月15日日曜日

落ちやすい親発見

日本に来てから伸びた部分に刺が無い。
ひさしぶりにパキポディオイデスの親株(現地球)を確認しに行ったら、一株だけ刺が落ちやすい株がありました。一本しか刺が残っていません。
他の株は触ってもすぐ刺が落ちることはないし、ここ1~2年のトゲは残っています。

10日記事の、刺が落ちやすいパキポディオイデス実生の遺伝元かもしれません。
たまたま白花のパキポディオイデスだったので、来年になるとはっきりわかるかもしれません。(今年播いた分は、白花の株から種をとった実生が150本くらいあります。昨年は直接種が取れていません。)

2019年12月14日土曜日

途中からもどります

竜角牡丹
牡丹や兜の小さい時に、途中まで育ちが遅いままへんな形に育つ株が出ます。
あるところで膜が破れたようになり、普通の姿に戻ります。

小さいままのイノピナーツムが、このタイプの育ち方だと、途中で普通のイノピナーツムに戻ってしまうことになります。
兜だと、内側に成長点を巻き込んだような姿になっていることが多いです(春に処分してしまったのか現在は見当たりませんでした)。
小さいイノピナーツムは成長点がどの株も見えているので、矮性の可能性を残しているのではないかと期待しています。
青磁牡丹

2019年12月12日木曜日

見えました


10月30日記事では紅葉の時期だった育ちにくい小さなイノピナーツム実生。
今は葉が無くなり姿が見えるようになっています。(10月の記事とは違う鉢ですがみんな落葉しています。)
ころころです。

二頭のぺったんこな株もありました。
本当、正常に育たないといいです。

2019年12月11日水曜日

カキ仔も元気

潰れて壊死しないように間引いた菊水綴化のカキ仔、元気にしています。
春になったら植替えです。

2019年12月10日火曜日

つるっとするといい

左はするっとしてきた。
グラキリスやバロニー交配の実生を見ていると、トゲがすんなり落ちていく株が時々あります。(トゲトゲした株が多数派です)

水や栄養の具合かと思っていましたが、同じ鉢でも分かれるようです。
根の具合では同じ鉢でも水切れと同じ状態にならないでもないのではっきりしませんが、遺伝もあるのかもしれません。
パキポディオイデスもだった。

2019年12月9日月曜日

ご注意ください

ぐるぐる巻き。
オークションへのたくさんのご参加ならびにお買い上げまことにありがとうございます。
プチプチの上を閉じた冬バージョンの梱包で発送いたします。
枝が見えにくいので、箱から出すときの枝折れにご注意ください。

冬は温度が低くても、日当たりの良い窓辺は長時間深く日が差し込みます。
あっさりと日焼けを起こす株が出ますので、日よけをする、徐々に日なたに近づけるなど、ゆっくりと新しい場所に慣らすようにしてください。

日よけはティッシュペーパーがお手軽です。あれば寒冷紗などを使います。ティッシュペーパーよりも不慮の事故で飛ばされにくいです。
日なたに出す前に水をやると日焼けを起こしにくいのですが、冬場の環境によってはざぶざぶやれないことが多いと思います。
水をやってからでない時はなおさら日焼けしやすいので、慎重に日に慣らしてください。(ざぶざぶ水をやった後だと雑に慣らしても割と大丈夫です。)
日よけ期間は1週間程度が目安です。雨・曇りの日は寒冷紗等なしの状態で日数に含めます。
普通のティッシュペーパー→一枚に剥がしたティッシュペーパー、など徐々に減らすとなお良いです。

日焼けは、一度なるとその部分はずっと傷んだままになることが多いです。(ひどいとそのまま枯れる株もあります!)
植物が育つことでだんだん目立たない位置に火傷跡が移動するまで見るたびに切なくなること請け合いなので、新しい場所に植物を置く時は慎重すぎるくらい慎重になっておいた方が無難です。
グラキリスの現地球など、本体がもうほとんど大きくならないような植物だと、完全回復とはいかないまでも気にならない程度になるまでは、次の世代に託す勢いの超長期戦になるんじゃないかと思います。次代で済めば良いですが・・・。

2019年12月8日日曜日

春までがんばれ

真冬に播かれるのはいつものことです。
今年最後予定の播種分が発芽しています。
今週半ばには、日の入りが遅くなり始めるそうです。
クリスマス寒波なるものが通り過ぎれば、1月になってどんどん春に向かいます。
真冬に播かれてるけれどあとちょっとの辛抱だからがんばれ実生。

2019年12月6日金曜日

今年も元気

背後のアウレオビリディフローラもかなりの大株。
大株は主根が太いことで切断面が大きくなり、自重があることで根元がつぶれやすく、傷んで届くことが多いです。パキポディウムとユーフォルビアによく起こります。

当時一緒に届いたギラウミニアナのほとんどが届いたその日にもう再起不能でした。
3~4年経って、この一株だけはずっと元気に過ごしています。

2019年12月5日木曜日

色々あります

短め。
シャンプーボトル風。
残っちゃう花柄、年々増えていきます。
短いのもあれば、
水平気味なのもあれば、
数か所から出てしまう株もあります。

花柄として最初に出た年に形は固定されるようです。
枝のように毎年伸びるということはありません。
その先にもう一度花芽が付くことはあります。また同じところでもげるので、長さは変わらず少しだけいかつくなります。
三頭のそれぞれに出てややこしい。

2019年12月4日水曜日

似てきました

ちょっと似てる。
ちょこちょこ記事にしていた、パキポディウムの花柄が枝状に残ってしまう姿あれこれ。
現地球親株の遺伝元がはっきりしているイノピナーツムでは、だいぶ親株輸入時のエイリアンぽい元花柄に似た姿にすることができました。
温室に入ったままだと間延びして第二形態っぽい姿にならないのですが、毎年屋外に出しておくことで短くそれらしくなっています。
ぴかぴかした艶が出るのにはまだ数年かかりそうです。
最初の記事はこちら。)
温室育ちだと間延びしてしまう。

花柄が枝っぽく残る実生株は、グラキリス・マカイエンセ・白花エビス笑系にも出ていますが、これらの種類はそれらしい親株を見た記憶がありません。
元の状態を見ていないので自然下での姿がわかりませんが、イノピナーツムのようにエイリアン風にはならず短く姿が残るのみとなっています。
以前記事にしたように角度が付いて花柄が伸びた時に残る確率が高く、短く斜めに飛び出した姿で残る株が主流です。
花柄の正しい角度で残る株はごくわずか。


2019年12月3日火曜日

たぶん今年最後

このへん26箱が今回播いた部分。空きスペースがイノピナーツム用。
温室の加温が始まったところで、今年最後の種播きをしました。
白花エビス笑系の種を全部播いてあります。
今年採れた種の残りは、あとイノピナーツムだけです。

もう一回播けないでもない日数ですが、もう一回いってしまうとたぶん元旦に休めなくなるんじゃないかと思うのでやめる予定です。

1月中旬からは安全なところから植替えをはじめてしまうので、比較的余裕のある12月中に出来ることはやっておきたい気持ちがあります。

2019年12月2日月曜日

名残

何かをはさみたい。
葉が少なくなると、台風の影響を受けた株が見つけやすくなります。
鉢自体が転がったわけではなく、屋外棚に何かが飛んできてできた傷なので、全体で10株もあるかどうかというわずかな被害でした。

10月25日記事のぱかっと開いた株といい、けっこう丈夫だなぁと思います。
えぐれが身の幅に合っていなくて何がどう当たったんだ?と思っていたけど二頭だったのかも。