暮れまでに多少動きのあったデロニクスは、目に見えて緑が増えています。
コミフォラやデロニクスは少し枝が出ただけだと、まだ根が出ていないことが多いです。
出た枝がすんなり伸びるとだいたい根が出ています。その頃には用土が乾く間隔が短くなっていることがほとんどで、水やりのペースからも発根が察せます。
新芽が出ないからと言って悲観もできず、そのままの姿で1年以上持ちこたえる株もあります。枯れる株は早めに決着が着くことが多いので、長く残る株はかなりしぶといです。
中身が完全に枯れていると、幹に触った時にひんやりしません(時間帯にもよりますが)。
水分があるうちに幹の感触を覚えておくと「あ…だめだ……」とわかるようになります。
黒カビが生える、カラカラの表皮が割れる(生きている時に爆ぜるのとは違って直線的に割れます)などもデロニクスがダメになっている時の目印です。
コミフォラだと幹の半ばにキノコが生える、がわかりやすい目印です。そしてひんやりしなくなります。
パキプスも割とキノコが生えます。なぜかデロニクスは生えにくい気がします。
センナはひんやり感がだいぶなくなっても生きていることがあるので、少し切ってみるのがわかりやすいです。しなしなでも中心に緑が残っていれば、まだ回復の目があります。中心が黄色から茶色だとその部分はだめです。