何せ細い枝しか残りません。
温室にあるパキプス根差しは、8割がた落葉中です。
冬の間葉が落ちなかった株をオークションに出品しているので、届くなり落葉する株もあるかと思います。
落葉が早かった株がやっと新芽を出し始めました。
生きているんだかどうだかな姿に見えますが、細い枝が枯れていないようなら、まず問題は生じていません。
元根の茶色い部分から出ている細い枝が全部枯れているようだと、根腐れ(この場合は根差しした後に出た根。ややこしいです)か根差しした太い根部分が腐っていることがほとんどです。
根腐れだけだった場合は、もう一度きれいな用土に挿して(鉢は小さく)暖かい場所に置いておくと割とあっさり発根します。
新芽が、必要以上の高温や直射日光・高温の風などが好きではないようです。生きてそうなのに春になっても半年ぐらい新芽が出なかったり出た新芽がすぐに枯れているようなら 、30~35度くらいのところで多めに遮光すると出やすい様子です。新しい枝が伸びたころに遮光を外しています。
(強い株は40度以上でも日に当たっていても大丈夫です。しばらく様子を見て葉が出ない株を保護置場に隔離しています。)