影響が出た株。 |
温室から出したオークション中の植物は、準備期間も含めしばらく事務所で保管しています。
梅雨に入り事務所が冷えたり暑い日に冷房を少し入れたりと、温度変化によって葉が落ちたり黄色くなったりしています。
病気ではありません。
ばっさり落葉するとまた新しい葉が出てきます。
これからの季節はクーラーの使用が増えるので、次のオークションから暑い場所に保管場所と梱包場所を移動します。
ちなみに、春を過ぎると「パキポディウムを育てているのですが、葉に黒や茶色の斑点が出ましたが病気ですか?」と問い合わせが増えます。
「外に出してますか?」とおたずねすると、直射日光下に置いてある株のようです。
温室に置いてあるときれいな葉なのですが、外に出すようになると葉が野性味のある見た目になります。
斑点は、雨上がりやうっかり晴れる前に水をやった時に出ているようなので、水滴がレンズになって云々が原因だろうと考えております。特に悪さはしていません。
サボテンオークション日本だと実生のグラキリス・イノピナーツム・マカイエンセなどが露天です。ほとんどの株に斑点がどこかしらあります。
寒冷紗などでもちがうのかもしれませんが、温室で晴れている日に温度が上がってから葉に水をかけると、水滴型のうっすら水垢汚れみたいな感じになります。その程度の状態までにしかなったことがありませんが、これも悪さはしません。