2015年8月13日木曜日

天然の接ぎ木

おもしろいものがあると呼ばれて見に行きました。

果樹を数本伐採し、枝を枯らしている最中でした。
処分を始めている中、いつまでも枯れない太い枝。
(連日の猛暑で、あっという間に伐採した木はカラカラになっていきました。)

幹から切り落とされても枯れない太い枝
くっついてる!

太い枝の付け根は切り落としてあったのに、横の細い枝が接がれてしまっていて、 養分を運んでいたのです。(1本の木の中での出来事なので、養分は自前ですけどね)

二又の太い枝に乗ってしまった細い枝が、取り込まれて癒着してしまったようです。
ただ包み込まれるだけでなく、維管束がつながってしまうんですね。
こちらから見ると何が起きたか分かりやすい。
食べられてしまった枝の先は枯れていました。
ちなみに夏みかんです。