2015年2月11日水曜日

アガベ牡丹救出

水をやり始める時期になると、一通り小さい種類の牡丹を見回っています。

現地で小動物に食べられないようにしていた名残か、土の中に潜っていってしまう株が多々あります。

特にアガベ牡丹・竜角牡丹は良く潜ります。
成長点が地面より下がり土が流れ込んでしまうと、腐って死んでしまうことがあります。
土が乾いているうちはまだ大丈夫かもしれませんが、埋まった上に湿るとなると腐敗まで一直線になりかねません。
特に上記2種類が埋まると弱い上に埋まりやすいです。
(岩牡丹系や三角牡丹は、少し潜って行きますが腐らないようです。)

見回りをして、深めに潜ってしまっている鉢は、芋と緑の部分の境目あたりを目安に土を掻き出しています。
(写真の鉢はギリギリアウト気味です。さらに潜ると危ないので土を減らしておきました。)
姫牡丹・黒牡丹は、アガベ牡丹ほど極端に潜りませんが、上部が平らで泥が入り込みやすいので、土が入り込みそうなら同じように土を減らします。

年に2回くらいは見ておくと、悲しい事故が未然に防げます。
水をやり始める前の見回りでは、もう一つ、花ガラがついているようなら取り除いておきます。
濡れた花ガラから茶色い液体が流れて汚れるのと、湿ってカビるのを防ぐためです。