今年も兜が蕾をつける時期になりました。
これからひたすら蕾を捥ぐ作業がはじまります。
兜本体の体力を保つため、蕾が捥ぎやすい大きさになれば咲く前に捥いでしまいます。
種を取りたい鉢だけ1ヶ所にまとめておき、その他の鉢は片っ端から捥ぎます。
種を取る兜も、本体が弱るのを避けるため、結実させた鉢には目印に札を立てます。同じ株から種を取るのは1年に1~2回にとどめます。
実が大きく、年間通して咲く花数が多いための処置です。
牡丹系が咲き始める頃には入れ違いで花の時期が終わっている印象なので、10月頃まで花が付き続けるのでしょう。その間ずっと手が空けば蕾を捥ぎます。
(兜が捥がなくてよくなると牡丹の受粉が始まります。その後は温度が低い温室の牡丹の花ガラを腐る前に鋏でカットして回る作業です。そして1,2ヶ月でまた春です。)
同じアストロフィツムのランポーや、どんどん種をつけてしまうフライレア・士童も同様にしています。