みっちり |
用土は明日サボテン用を作る予定なので、ついでにどんな感じか撮影してきます。
「植え方は?」編最後Cタイプ、イモが用土の上にゴロンと出る植え方です。
もっとも神経質に植えている植物が多い区分けです。
一番最初に太い赤字で書いておきます。
ポイントは、
とにかく用土は少なく!
最小限に!
もともと大して養分が取れる環境に生えているわけではないようです。
岩場の隙間に生えてしまえば用土も少ないでしょう。
根さえはれば、夏季のこまめな水やり(きちんと乾いてからやりましょう)と最初に入れた肥料で球体は維持できています。(冬季は水が控えめでもあまりイモが減りません。)
それでは、植え方Cタイプ内訳です。
パキポディウム:グラキリス、イノピナーツム、エビス笑、エブレネウム
オペルクリカリヤ:パキプス
アデニア:エレガンス、エピゲア、ペリエリー、スティローサ
キフォステンマ:エレファントプス、ラザ、spパキプス
ジゴシキオス:プベスケンス、トリパルチタス
特に用土少なく!植物は赤字にしてあります。
アデニアなどは根っこが下向きについていると思うので、根に合わせると自然にパキポディウム等よりは用土が増えると思います。
・鉢の選び方
イモの球体を鉢に当ててみて、用土に埋まる位置の周りに1cmくらい空間が開く鉢を目指します。
グラキリスのみっちり写真が理想です。
・植え方
1.鉢の上で球体を植える位置までおろしてみます。
2.現在ついている根っこから3cmくらい下の位置がどこまでか、鉢内部の高さを確認します。
3.確認した位置の1.5~2cm下まで大粒のパーライトを入れます。
4.大粒パーライトの上に1.5~2cm粗い土を入れます。
5.植物を鉢の中で、植える位置に浮かせて持ちます。
根が用土の中で自然な位置に行くようにです。植物でつぶしながら入れないようにします。
(一人で頑張れるサイズなら片手で持ちます。ダメなら誰かに手伝ってもらいます。誰もいない場合は、根っこに触れない位置にそっと用土を盛っておいて支える、膝で挟む、などがんばってみます)
6.空間に用土を流し込みます。以上です。(鉢をとんとんたたきません。用土が詰まりすぎます。)
・7号ラン鉢以上の鉢を使う場合。
上記植え方2番で内部の空きを確認した際、小さい鉢を入れられる空間があれば、パーライトだけではなく空の鉢を伏せて入れます。(今度写真を撮ってきます)
小さい鉢の分、丸々なにもない空間ができるので、だいぶ水はけが良くなります。(サボテンでもよくやります)
底がぴっちり埋まってしまうと水が抜けなくなることがあるので、10粒位パーライトをまいてから空の鉢を入れます。(今度写真を撮ってきます)
・根っこがイモの横から出ているんだけど?
お行儀よく植えると、どうしても鉢が大きくなり用土が増えます。(今度写真を)
最近は鑑賞してかっこいいかを無視して、イモを傾けて鉢に植えています(根っこのある位置が真下になる感じです)。
元気になったら観賞用に植え直す予定です。
この記事のみっちりグラキリス写真も多少斜めに植わっていると思います。
アデニア。最大径の部分がギリギリになっています。 |