2015年5月31日日曜日

とうとう播きました

玉扇・万象と花籠でスタート
 なんとか播きはじめました。
月曜日始まりのカレンダー的には「今週中」にぎりぎりすべりこみです。

今日はポットのお湯で消毒です。本当に少しずつです。
例年は普通のプランター(栓が付いているタイプ)を使っているのですが、今年は色々な鉢で試してみる予定です。
(プランターでうまくいっているものは例年通りに播きます。)

今回は5ラン小のプラ鉢です。6鉢。
腰水用の入れ物がなかったのでビニール袋に入れました。
氷山の一角すぎてくじけそうなので、大鍋で大量にお湯を沸かしてもらおうと思います。

とりあえず結びました
プランターを使う場合は、半透明のプラ段で蓋をしています。
今回はビニール袋が似たような色なのでそのまま使いました。ビニール袋の方が遮光率は低そうです。

2015年5月30日土曜日

臥牛の実

 ガステリアの臥牛に実ができてきました。
色々種集めの一環で、今年は臥牛にも挑戦です。

ハオルチアとはまた違った雰囲気です。
花ガラを破って実が出てくるんですね。
ハオルチアは人為的に花びらをむしってしまったのでいきなり実が付いてますが、虫が受粉させた場合はどうなったのでしょうか。

臥牛は花の先端までめしべが出てきてくれるので、花びらを捥ぐ必要もなく簡単です。
斑が出てる葉っぱの隙間から出た花だと斑が出やすいらしいので、派手な葉っぱから出てくるのを待ち受粉を始めました。

ついつい、植替えにいそしんでしまい、まだ種をまいていません。
帰り際にやろうと思うのが躓くポイントのようです。
明日こそ播きますよ!朝に!少しですが。
(大量に播くときは、屋外の竈で用土殺菌用にお湯をたくさん沸かします。大鍋です。明日は竈を使えないので、ポットを使い少しずつです。)


2015年5月28日木曜日

窓際のセンナ

シルエットも元気そうに
4月30日に我が家の窓辺にやってきたセンナ・メリディオナリスの経過です。

5月20日の記事では、まだ生気のなかったセンナですが、その後数日で急に枝が太りはじめました。
発根し始めたものと思われます。
(写っている葉っぱは初めからついていたものなので、発根とはあまり関係ないです。)
こうなればもう滅多なことでは枯れません。

黄色い根っこが鉢の中で動いているはずです。
いつも、鉢の外から根っこの様子が見られればいいのになー、と思います。
非破壊検査的なものがあるといいです。

一緒に来たギラウミニアナ、パキポディオイデスも新芽が動きはじめました。
ギラウミニアナは鉢が乾きはじめるのが一番早かったので、センナよりも早く発根していたかもしれません。

エビス笑はまだあまり変化がありませんが、張りは保っています。(4本とも朝1回か、朝夕、霧を吹いています。用土が乾けば普通に水やりもしています。)
温室内にある同時期・同程度のエビス笑も似たようなものなので、これはこんな感じでしょう。
枝がぷくぷくして来れば一安心です
20日の記事では窓枠からはみ出ていたセンナですが、あの直後4本とも窓枠内に押し込みました。
鉢が温まり始めたのも発根のきっかけかもしれません。
まだ今一つぷくぷくしていないセンナ

2015年5月27日水曜日

ディスコ・ホルスティの花

後日、砂場で発根中に1株だけ咲いていました。
ホルスティの種が欲しかったのです。
朝、開ききっていない花を見て
「昼頃花粉付けよう」
と、うっかり思ってしまいました。

昼過ぎ、萎びてます・・・・・。

夜間に咲くのです。朝はこれから咲く姿ではなく、もう咲き終わった姿でした。
朝の時点で花びらを割いて受粉させても良いそうです。

しかし、見過ごした日がピークで、それ以降そろって咲きません。
早く咲いてください。

2015年5月26日火曜日

温室内作業が厳しい季節

良い天気が続きます。
サボテンは元気に育っておりますが、日中の温室内作業が厳しい季節になってまいりました。
それでも、天気を選んでいられる状況ばかりではないので、スタッフ6名出勤の本日は、メイン作業が温室内で棚の修繕です。
そろそろ4号温室内(牡丹と兜が主)の温度も常時高くなってきたので、作業途中に両脇のビニールを捲ります。
(このあたりで私は別行動です。今日は温室内作業じゃないですごめんなさい。)
植替え半ばで鉢が足りなくなり、大量に届きました。 これもまた温室へ運びます。
棚の修繕が終われば砂を入れてサボテンを並べる作業が待ち構えます。
植替え以外の仕事もたくさんあります。



剥き終わり
ようやく、事務所の隅に積み上げていた種入りティッシュペーパーの山を整理しました。
実から種を外して封筒に入れておきます。
たくさん播いていた時期だと封筒が1畳分はあったそうです。

あとは水洗いをして乾かし、いよいよ種まきです。
今週中には播きはじめたいです。

2015年5月25日月曜日

珍しいかもしれないエビス笑


変わっている気がするエビス笑ついでに、珍しいかもしれないエビス笑です。
もしかしたら、斑入りです(希望)。

日焼けにしては、出ている位置にばらつきがあるのです。
影であったであろう場所にも黄色があったりします。
昨年輸入した株で、輸入時には芽もなく、今年の春に新芽が出ました。
現在経過観察中です。(コレクション中。)
6号温室に棚板が乗りはじめました

2015年5月23日土曜日

変わっている気がするエビス笑

違和感のある長い葉っぱ
4月に届いたエビス笑です。
葉っぱの軸が長めなものが混じり葉が波打っています。届きたての時は赤い軸でした。
今は赤い色が飛んでしまい、緑になってしまいました。なんだったのでしょう。梱包下の影響でしょうか。
葉っぱの形は今も残っています。後々普通に戻るのでしょうか?
同じ特徴の出た産地のものが複数個届きました。

オークションがスタートいたしました。
このタイプのエビス笑も現在出品中です。
追記・翌日に実物とこの写真をくらべてみたら、このエビス笑そのものが出品されていました。


出入り口らしくなってきました

南側検分中
6号温室の間口がそれらしくなってまいりました。
サボテン班のスタッフは植替えも続行しつつ、時々工事班にかり出されたりしています。

植替えも徐々に進行しています。
牡丹をひたすら植え替えながら、並行して士童群生、帝冠に着手しています。
明日は兜です。
士童群生、帝冠、兜は、根を切らずにそのままそっと植え替えます。

今日は北側製作中


2015年5月21日木曜日

パキポディウムの綿毛

エブレネウムの種を回収しました。

ふわふわの綿毛です。

綿毛を取って保存。播種。

2015年5月20日水曜日

夏季の日差しと窓辺

これで最大の日当たりでした
朝夕以外の時間帯、在宅しているのがずいぶんひさびさでした。
気が付けば変わっている日差しの角度。

南南東の窓には、もうほとんど日差しが入らないんですねー。
昨年はなんだか元気に過ごしていたので、実はあまり夏の日差しには気を使っていませんでした。(夏には根が出ていましたので。)

今年はこれから発根させる鉢ばかり4鉢追加したてです。
どうにか鉢を温めようと、ギリギリまで窓に寄せてみました。
鉢に日が当たった途端ほんのりと温かくなっていく黒のプラ鉢。さすが黒のプラ鉢、温度を上げるには有効です。

この配置だとセンナが窓枠からはみ出ます。1号分鉢が大きいせいか、日が当たっていないせいか、鉢があまり温まりませんでした。
この取り合わせだと一番センナが丈夫そうな気がするのですが、大丈夫でしょうか。

すぐ横に、日が当たるベランダもあるのですけれど。
今年もこのまま窓際で行こうと思います。
実験目的な面が多大にありますので、より鉢が温められる環境がある方は季節ごとに適宜植物の快適な場所に移動してくださいませ!

グラキリス・ジゴシキオス・キフォステンマ組は、相変わらず元気にしています。
グラキリスは1年に1cm枝が伸びてしまっていますが、日の当たる温室内ではるかに伸びる株もあるので、徒長しすぎなわけでもないでしょうか。

2015年5月19日火曜日

棚らしくなってまいりました

6号温室の棚が姿を現し始めました。
マダガスカルの植物が入る予定なので、棚は低めです。
(サボテン、特に牡丹等の棚は、踏み台に乗らないと水やりもできない高さです。)

2015年5月18日月曜日

細かい種と文明の利器

小さい体に単三電池4本!
昨日はグランカクタスガーデン様(千葉県印西)で行われている月例オークションに参加いたしました。
開花しそうなアルストニーを入手できたので、さっそく種を採ろうと思います。


そして、
16日に注文してあった文明の利器が届きました。
ミニ掃除機ー。

さっそく花籠と花籠ヒントニーの回収です。
レビューで酷評されていたゴミの吸わなさ加減がほどよく働き、綿毛はビクともせずに種だけ取れる優れものでした(少しゴミも混ざります)。

フィルターをお茶パックに付け替えるとさらに使いやすくなります。
(握りの部分は電池入れで、人差し指の右側に見える出っ張りがダストボックス兼フィルターです。)
オキシベロン用に買ってあったお茶パックが無駄にならなくてよかったです。
今朝から6号温室の棚作りが始まりました。暑いのでビニール張りは最後です。

2015年5月16日土曜日

花籠の種

小さい種シリーズ
花籠の種を採取しました。
実が崩壊するので非常に集めにくいです。ピンセットでぽちぽちぽちぽち拾いました。
鉢の土を土留めして逆さにすれば少しは早かったのではないかと思います。
45分で上の写真の量しか集まらなかったので、文明の利器に頼ることにいたしました。
ぽちっとしておいたので、明日か明後日には届くと思います。

菊水・赤花菊水はこれから本格的に集めます。
全部播いたことのない種です。発芽するでしょうか。楽しみです。
(赤花菊水は昨年も少し播きましたが一度も芽を見ていないのでなかったことにします。)

同じような小さな種シリーズだと、昨年少しだけ取れたマクドガリが4本生き残りました。
サボテンではありませんが、アルストニーは発芽だけして溶けました。
実生はすべて普通のサボテン用土(5mmのふるい)だったので、今年はもっと細かい用土に播いてみます。

2015年5月15日金曜日

成長途中の精巧丸群生

大きくなる途中の精巧丸群生です。
上部の球体から主根までが細長く、根の量もあまり多くありません。
深さは4号ラン鉢程度欲しくても、1本植えるとちょっと用土が多すぎるかもしれない・・・・・。
という場合は、4号か5号の鉢に3~4本まとめて植えています。(5号を使う場合は、4号程度の深さになるようにパーライトで底上げします。)
他の種類のサボテンでも、根が少ないうちは複数を一鉢に詰めた方が元気に育っているようです。
養分を奪い合いつつ、大きく育ってもらいましょう。

2015年5月13日水曜日

台風?一過

そこそこ太い枝が落下
温室飛んでませんでした。
よかったです。

ぐっすり就寝していたので風雨の強さの記憶がないのですが、朝敷地内をうろつくとクルミの枝が折れていました。
そのくらいの風は吹きつけていたようです。

鉢をがっちり砂に埋めておいた屋外置場を見に行くと、一鉢も倒れていませんでした。
もっとも、葉がほとんど出ていない今倒れているようでは、今後の強風には耐えられません。
しっかり並べたかいがありました
葉が出てからの方がはるかに煽られやすいです。

2015年5月12日火曜日

ゴミじゃないです。

 ゴミっぽいけど違います。
種を包んだティッシュペーパーの山です。
事務所の隅に溜まってきました。
そろそろうっかり捨てられそうなのでどうにかします。

温室を歩くと視界の端にこぼれる寸前の種があるので、とりあえずティッシュペーパーに包んでポケットに入れます。
必ず近場にある書けそうなもので名前を書いておきます。その場だと覚えていられるつもりでも、(私は)3日もたてば良くわからなくなります。
鉛筆だと落ちているラベルに書いて一緒に包み、マジックならティッシュに直接書きます。
一度だけポケットに入れたまま洗濯してしまったことがありますので要注意です。

手が空いたときに、背景にある封筒へ移すのですが、手が空かないと写真の状態になります。
ぼちぼち種まきも始めないといけません。
小さくてもぽこぽこしてます。ラベルは「花モ」。


2月中旬に植え替えた2013年播種の花牡丹モンストローサが、モンストローサらしくなってきました。
上の写真のティッシュペーパーの山も、2年たてばこうなるかと思うと感慨深いです。



5月なのに台風対策をしなければいけなくなりました。
今回は、温室に防風ネットはかけず、各温室の扉を閉める程度です。
ビニールを捲ったところは降ろしましたが、ビニールを切り取った箇所は、埋めずにそのままにしてあります。

2015年5月10日日曜日

温室の骨組みできてました

6号温室の骨組みが出来上がっていました。
さすがプロのお仕事です。
残りは工事班のスタッフが作ります。
手前から、屋外置場の屋根、4号温室、5号温室です。

二重温室の骨組み。ここからは自分たちで作ります。


2015年5月9日土曜日

温室建ちます

糸を張って工事スタートです

外張り用フレーム1対目の調整中
今日は本職の方々が温室を立ててくださいます。
雨も降らず暑すぎず良かったです。
おもしろそうなので仕事をお休みにして見学していました。

全体の大きさに糸を張り、パイプを差し込む間隔に印を打つと組み立てスタートです。
大きなドリルで地面に穴をあけてパイプを差し込んでいく模様です。
外張りと内張り、それぞれ一対目の段取りが付いた後は、あっという間に温室が出来上がっていきます。

私は10時半頃に後ろ髪をひかれつつ帰宅したので最後まで見ていないのですが、もう骨組みは完成しているのではないでしょうか。
明日が楽しみです。



早いです。すごいです。脚立の上、支えなしです。

縦方向の骨組み終了。ここまで、ご到着から1時間半でした。

2015年5月8日金曜日

精巧丸植替え

本日の植替えは、まだまだたくさんある牡丹に加え、精巧丸でした。

牡丹のように根をざっくりとは切らず、根の先端を指で多少すき取る程度にとどめています。
傷んでいる根がある場合は、傷んだ部分をしっかりと取り除きます。
水に溶かしたゲッターに根をくぐらせ、3日以上干しておく予定です。
集める途中です

鉢から抜くついでに種も集めてみました(初)。
菊水ほど細かくはありませんが、けしの実程度の粒です。形もけしの実に似ています。
種はピンセットでつまめるのですが、種が入っている実がとても小さく見つけにくいです。
先が細いピンセットを使うので、精巧丸本体を傷つけないように気をつけます。

水やりの時に自然と零れ落ち鉢の中で勝手に発芽するのを待つ方法もあるのですが、最近実生の回収率がものすごく低くなっていました(昨年は5本です)。
今このタイミングで種がこぼれ始めていることを考えると、鉢にこぼれた後植え替えてしまい、あまり発芽しなかったのではないかと思います。(精巧丸はここの所毎年植え替えていました。)

疣の隙間に実があります。白い毛の中です。

咲けばとてもアストロフィツムらしい姿。
2013年8月に播種したカプトメデューサが開花しました。
早いんですね。


明日から6号温室が建ち始めます。

2015年5月6日水曜日

エブレネウムの種

2月の中旬頃に受粉した白花エブレネウムのサヤがようやく割れました。明日種を取ろうと思います。
(3月16日「 続々々・パキポディウム受粉 」の写真が同じサヤです。)

4月13日の「虫さんに負けました・・・」 で結実しているサヤが、あっという間に大きくなっていて、じきに弾けそうです。
2月に結実したサヤと育つペースがまったく違うので、季節が影響しているのかもしれません。

2015年5月4日月曜日

温室を色々開けます

両サイド。外張りと内張りビニールを捲り上げます。
あっという間に温室が夏仕様に変わっていきます。

温度が上がりすぎないようにするため、色々な部分を徐々に開けていきます。
両サイドを捲り上げたり、出入り口を開けるだけで足りなければビニールを切り取り開口部を増やします。

冬になる前にも、台風が来る場合は完全に温室を閉じなければいけません。
両サイドのビニールは降ろして土に埋め、開けてしまった開口部はビニールを足してふさぎます。
台風前後の晴れている時間帯に閉じてしまうと植物があっという間に煮えてしまうので、ギリギリに閉じ、通過すればすぐに開けます。
戸を開けるだけではなく、戸の上もビニールを切ります。

温度がすぐ上がる小さめの2号温室。出口側も同じように切ってあります。    


2015年5月3日日曜日

サボテン植替え再開

オークションやマダガスカルからの荷で半月ほど停滞していた植替え作業を、ひさしぶりに丸一日できました。

温度もどんどん上がり、水やりの量と回数もどんどん増えていきます。
風通しを良くし始め乾きやすいのと、サボテンが育つ時期なので吸い上げる量も多いのでしょう。
棚に敷いた砂までびっしょり濡らしていても、1週間はもちません。
棚に傾斜が付いていることもあり、砂が保水できない位置のミニラン鉢などはさらにあっという間です。

2015年5月2日土曜日

温室用資材が届きました

新しく作る6号温室用の資材が届きました。
連休明けに建てはじめるそうです。
温室予定地まで降ろしました。