2017年2月19日日曜日

太陽と鉢は大切! その1

「鉢に日が当たるところに置いてください」
「とにかく鉢は小さく、用土は最小限にしてください」

サボテンオークションで扱っているほとんどの植物について、育て方を聞かれると上記のようにお答えしています。
数日に分けて、そのあたりを記事にいたします。




こんな部品です。
本日は、「鉢に日が当たるところに置いてください」についてです。
記事の発端は、すっかり存在を忘れていた温度計の付属品があったことを思い出したからでした。
デジタル温度計に接続すると、温度計付近の温度とは別に、コードの先端部分の温度が計れるパーツです。
そのコードの先端を、自宅窓際で栽培中の鉢の中に挿してみることにしました。

センナの鉢にぷすっと挿します。水槽に入れても良い部品だったので、この後さらに深く埋め込みました。
調査スタート!

朝9時半。すでに鉢内は33.8度です。

配置はこんなかんじです。
このまま温度は上昇し続け、鉢の中最高温度は38.6度でした。
この時、鉢の横、室内温度は18.9度。
ほぼ20度の差があります。

太陽すごいです。
黒のプラ鉢さすがです。
室内温度がさほど高くなくても、日に当てた黒プラスチック鉢内部だけは温室に手が届くぐらいの温度になっています。
特に温室以外で冬越ししている場合は、鉢に日を当てられる場所を確保できるかが、非常に重要な栽培ポイントです。




なんでこの調査を真冬にやらなかったんだ!ということに関しては、ものすごく反省しています。
夏休みの宿題を最終日以降にやっていたタイプです。
次の冬にご期待ください!