2017年3月15日水曜日

窓際の実生

エブレネウム。奥の鉢はイノピナーツム。
昨年からビッグバザールで小さいパキポディウム実生を3~4カゴずつ販売しています。
11月のビッグバザールに用意した残りを2鉢持ち帰り、自宅窓際に置いてあります。
二ヶ月半ほどの苗でした。
冬を越え元気にしています。新芽が出てきました。
暖房器具のない部屋で、冬季夜間は平均5℃程度です。
昼間たっぷり日に当たっていれば、夜間温度が下がっても大丈夫でした。
(実験中なので「平均」5℃なんかになってしまっていますが、危ないので「最低」5℃を心がけてください。まさかの事態が起こったりします。)

小さい苗は乾燥に弱いので、鉢が乾けば水をやっていました。
12~2月はコップでまだらに濡らして過ごしました。
3寸程度の鉢だと容量が少なく温度が上がりやすいので、短い間隔で用土が乾きます。
日当たり良好プラス暖房入りなら、温室と同じく普通に水をやれば良さそうです。

元々少し長めのエブレネウムだったので、窓際に来て徒長したわけではありません。
(なお、温室にある同じような長さの苗はいつの間にか見当たらなくなっているので、知らないうちに太って丸くなった様子です。)
これから新芽が育つとともに徒長するのではないでしょうか。
パキポディウムの実生苗については、完全室内栽培を続ければ、良形は望めないだろうと予想しています。
寒冷紗等はないのですが、グラキリスの枝も少し前まであったエビス笑も徒長傾向にあるためです。 (ちなみにギラウミニアナもやや伸びています。)
置くのに適した場所があるならば、暖かくなり霜の心配がなくなったら、屋外に出し直射日光と風に当てて育てることをおすすめいたします。