2017年3月3日金曜日

窓際で片寄る

写真を撮るために室内側へ向けました。
窓からの日射し頼りだと、光と温度が偏ります。
エビス笑の花が、ものすごく片寄りました。
光が当たっていた側しか花芽が出ていません。芽吹き自体がとても遅れています。
普段はここにありました。

センナは日が当たる側は短い枝のままで、室内側半分はなんとか日に当たろうと元の倍くらい枝が徒長しました。
パキプスも部屋側の枝は長くなっていました。
植物は正直に反応します。



ところで、上の写真を撮ったのは鉢の話連載の少し前2月17日です。
詳しい方はもう写真を見て察していらっしゃると思いますが、
日中ものすごくひさしぶりに自宅にいたら衝撃の事実が判明しました。
このエビス笑、クリーム花だー…。

それも、サボテンオークション日本のコレクション温室にもこれを入れて3本しかない花柄が短いタイプのクリーム花です。
言い訳をします。
朝起きると薄暗かったんです。帰ってきても薄暗かったんです。
以前の写真(2月5日「窓際のエビス笑開花」)は写真が取れるギリギリの明るさで撮ったんです。
電気の加減かなー。と思っていたんです。
形も少し違うんだけれども、ずっと裏から見ていたからそんなもんかなー、と。(2枚目の写真を見ると分かりやすいですが、光の方を向きっぱなしだから見えるのは花の後ろ姿です。)
明るい時に見て脱力しました。

実生のクリーム花エビス笑の花を撮った時に、あれーうちのエビス笑とほとんど同じ色に写るなー困ったなー、となっていたのですが、なんのことはないこちらのエビス笑がクリーム花だっただけでした。
この記事の1枚目の写真は黄色めに見えますが、実際は写真写りと違ってかなり色が薄いです。

そんなこんなで、種を取るためにサボテンオークション日本に戻しました。コレクション温室行きです。
ついでに、しっかりと2回目の冬を越えたオペルクリカリア・パキプスも、春を迎えられましたので観察を終了し温室に戻しました。
2本とも、写真に写りこまなくなっても枯れたわけではありません。