2017年6月14日水曜日

実生がしぼんだ時

こんなへこみ方。色はあまり変わりません。
パキポディウムの実生が時々萎んでいることがあります。
水を厳しめにやっている場合、水が足りないと目に見えて球体部分が萎みます。
水切れが原因の場合は、水をやれば早ければ半日、だいたい1日あれば元の姿に戻るようです。

萎んでいるのを見かけてから水をやって2~3日後に何の変化もないようなら、急いで鉢から抜いています。
ほとんどの場合、抜くと根が黒く変色し傷んでいるので、黒い部分をすべてむしり取り、削った方がよさそうなら本体にくい込んだ変色部分をすべて取り除きます。
パキポディウムは傷つけたところから出る液体に守られて傷が原因の腐敗になりにくいようなのですが、念を入れたい時は粉状のゲッターなどを塗り乾かしています。
発根用の砂場などに埋めておくと、9割はしばらくして発根し助かっているようです。
発根すればまたぱんぱんにふくらみますので、見た目で回復が分かりやすいと思います。
葉が多い時期だと内部の水分を消耗して体力を使ってしまうので、適当に葉を切り落としました。

ただし、根から傷み始めた場合ではなく、成長点側に異常が見え全体が柔らかくなった時は、まず助からずにそのまま腐っています。
こちらは根の異常と異なり、ぺこっと凹むのではなく、変色と(やや赤みというか茶色味を帯びたような色になります)柔らかくなるのが先なのでシワが寄って萎むかんじです。

復活!